使いやすい寸法

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使いやすい寸法

 
日々暮らす中でなんとなく使いにくいなぁ、
取りづらいなぁ、動きづらいなぁなど
感じながら生活されていませんか?
もしかしたら、それは「寸法」が
合ってないだけかもしれません。
それぞれの使う場所によって最適な寸法があります。
ストレスフリーな暮らしに近づくために、
一度メジャーを持って寸法を見直してみませんか?

 

 

 ~使いやすい寸法のご紹介~

ダイニング

キッチン

 

 

ダイニング編


ダイニングに置く家具の中で一番大きな面積を占めるのはダイニングテーブルです。
日々の楽しい食事をするダイニングテーブルはサイズ選びが最も重要。
過ごす人数や部屋サイズ・レイアウトによって最適なサイズが違ってきます。
まずは使用人数によるダイニングテーブルの一般的な天板サイズをご参照ください。

こちらは一般的なサイズですが、もしスペースに余裕があれば、4人掛けや6人掛けの奥行を1000㎜サイズにすれば、ゆとりをもって食事することができます。冬に鍋物をするとき、中央にコンロを置いても余裕があります。

 

◎ダイニングテーブルの高さ 700~720㎜=日本仕様の標準的な高さ

高さ700~720㎜というのは、大人の方が食事や読書するときに使いやすいベーシックな高さです。

 

◎ダイニングテーブルの高さ 670㎜=空間を広く見せる、お子様も使いやすい

開放的な空間作り、小さいお子様と過ごす、和食中心の食卓の方にお勧めの高さです。

 

 

 

 

新築を建てる時、もしくは模様替えをする時など、どの場所にダイニングテーブルを置こうかと迷われる方も多いと思います、そんな時、ダイニングテーブルから壁までの幅を 800㎜取れれば安心です。800㎜あれば、座っている人がいてもそのまま後ろを通ることができます。また、1200㎜取ることができれば、熱い料理をのせたお盆を持ったまま後ろを通ることができます。間取りや生活スタイルなどを考慮して、配置とテーブルの大きさを考えましょう。

 

 

 

キッチン編


キッチンを新しくするときには、使いやすい間取り・レイアウトにしたいですよね。作業効率をあげるためには「ワークトライアングル」と呼ばれる配置を意識して、シンク・コンロ・冷蔵庫の位置を決めることをお勧めします。

 

「水まわり」「火まわり」「冷蔵庫」の3点を線で結ぶとできる三角形 (トライアングル) が正三角形に近いほど作業性がよくなるとされています。また、この3辺の合計が 3.6~6.0mの範囲になるように設計すると、それだけでキッチンが驚くほど使いやすくなります。

 

 

この3点の距離が適切だと、移動や調理の時間が短縮されムダのない作業のしやすいキッチンになります。

広くて大きすぎるキッチンは動きにムダが出てしまい、逆に距離が近いと配膳などの作業スペースが狭くなり、いずれも家事の効率が悪くなってしまいます。

使いやすい配置にして作業が効率化されると、料理の時間も楽しくなり、結果的に疲れにくくもなりますよ。

 

 

 使いやすいキッチンの寸法とは 

<使いやすいワークトップの高さの寸法>
ワークトップの高さは基本的にJIS規格で定められています。80㎝・85㎝・90㎝・95㎝の4種類ですが、ほとんどのメーカーでは希望の高さに調整することが可能です。使いやすいワークトップの高さ (床から天板までの高さ) の寸法は、一般的には「身長÷2+5㎝」と言われています。その法則で計測すると、身長160㎝の方であれば 85㎝、身長 170㎝の方であれば 90㎝となります。しかし、これはあくまで目安であり個人差があるため、ショールームで実物を見た上で調理のイメージをしてみるのが最も確実です。

 

<使いやすいウォールキャビネットの高さの寸法>
使いやすいウォールキャビネットの高さ (床からキャビネット底までの高さ) は、床から 145㎝ほど離れた「自然と目に入ってすぐ手が届くゾーン」と言われています。

収納力を優先したいなら寸法の長いロングサイズ (高さ約 90㎝) を、すっきりした見た目を優先するなら寸法の短いショートサイズ (高さ約 50㎝) がお勧めです。

最近では、ウォールキャビネットはあえて付けずに、開放感を優先したり、オープン棚にして見せる収納にされるパターンも多くなっています。

 

<キッチンの調理スペースの通路の広さ>
キッチンの調理スペースの広さは使いやすさにおいて重要なポイントになります。今後使用する予定が1人の場合は約 90㎝,2人で使用するなら約 120㎝の幅が必要になると言われています。

キッチンでは、振り返ってモノを取ったりお鍋を移動させるなど、調理中はキッチン内での移動が多くなるので、上記の通路幅は確保するようにしましょう。

 

<レイアウト別キッチンの最適なサイズと寸法>
キッチンにはI型・Ⅱ型・L型・U型・アイランド型があります。理想の動線を確保するためにどうしたらいいのか、具体的に考えてみましょう。

 

I型キッチン

【特徴】
ベーシックなI型キッチンの壁付けタイプ。幅広い住宅に使用され、価格が比較的安価なものが多い。

【対応サイズ】
奥行:65㎝または 60㎝が主流
間口:160㎝~360㎝。ほとんどが 15㎝刻みで設定があります。

【理想的なI型キッチンの寸法】
間口:225㎝~255㎝

 

Ⅱ型キッチン

【特徴】
シンクとコンロが2列に分かれている対面キッチン。2列に分かれているので作業スペースが広く、複数人で同時作業が可能です。

【対応サイズ】
奥行:70㎝~105㎝、60㎝または65㎝
間口:120㎝~225㎝、150㎝~225㎝

【理想的なⅡ型キッチンの寸法】
間口:200㎝~

 

L型キッチン

【特徴】
L型キッチンは片側が壁に面している作業スペースの広いキッチンです。2人以上が同時に作業することが可能です。

【対応サイズ】
間口:165㎝~270㎝、180㎝~3000㎝

【理想的なL型キッチンの寸法】
195㎝×180㎝または165㎝×210㎝

 

 U型キッチン

【特徴】
U型キッチンはキャビネットがコの字のレイアウトになっているキッチンです。シンクやコンロがキッチンの中央を囲むように配置されており、作業スペースや移動スペースが確保できるのが特徴です。

【対応サイズ】
間口:210㎝~270㎝、180㎝~270㎝

【理想的なU型キッチンの寸法】
195㎝×180㎝または165㎝×210㎝

 

対面キッチン:ペニンシュラ型・アイランド型

【特徴】
対面キッチンのペニンシュラとは左右の橋の片側のみが壁に面しているタイプのキッチンです。前面に遮るものがないため、リビングダイニングなどを見渡すことができます。全面に壁を設置せず、吊戸棚なく対面するので開放感が出ます。

アイランドキッチンは壁に一切接していないタイプのことです。どの方面からでもキッチンに出入りでき、おしゃれなデザインが多いのが特徴です。

【対応サイズ】
奥行:70㎝~105㎝
間口:200㎝~280㎝

【理想的なペニンシュラ型とアイランド型の寸法】
ペニンシュラ型 間口:255㎝~
アイランド型  間口:270㎝~

 


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